検診の日

妊娠14週目と0日、4週間ぶりの検診でワクワクしたせいか早起きしてしまった。

どのくらい成長したかな?とエコーを見るのが楽しみで、病院を嫌がる娘にも「赤ちゃん見に行こう、どのくらい大きくなったか見ようよ」と説得して、夫と3人で産院へ向かった。

検尿を終え血圧と体重を測る。血圧も変わらず、体重も変わらない。長い待ち時間に耐えられない娘に動画を見せながらいまかいまかと順番を待っていた。

いよいよ順番が来て入室。先日行った血液検査で血糖値が100を超えている、ということで追加の採血をすることになった。妊娠後期の血糖値の高さは気をつける程度でいいが、この時期から高血糖の場合もう少し厳しい管理が必要になる為再検査が必要とのこと。

診療台の上に横たわり、右手を出すも、看護師さんは私の血管を見つけくそうに「この前は右でとりました?左も見てもいいですか?」と左手の血管を確認する。

結局左手も変わらなかったのだろう、右手で採血することに。不安を覚えた通り、この日の採血は痛くて思わず「いっ!」と声を出してしまった。

痛い採血が終わり、ゴムで止血の為腕をしばる。

いよいよエコーだ、と楽しみにして夫と娘が近づいてきた。私は看護師さんに携帯を取ってもらい録画の準備をした。

左手で撮りづらそうにしていたのを見つけたのか、先生が「今日は採血した手で録画してもいいですよー」と言ってくれた。

携帯を右手に持ちかえて撮りやすくなったと同時に採血箇所の痛みが響いた。